キャンピングカーでも、グランピングドームでもない新しい宿泊施設のカタチ! 海と山に囲まれた熊野の最新型カプセルハウス「ザ・グランスイート」
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自然豊かなエリアでキャンピングを楽しみながら、汚れることなく快適に、そしてグラマラスな宿泊ができるリゾート体験が、いわゆるグランピングです。コロナ禍でグランピング施設が急増し、差別化を図るように充実してきたサービスに、次世代型スタイルが登場。2026年3月、三重県熊野にオープンした「ザ・グランスイート」は、ちょっとゴージャスなキャンピングカーでもなく、パノラマウィンドウを持つ大型のグランピングドームでもない、まったく新しい宿泊施設だったのです。
執筆者: 矢作優一(Leonardo 45)
一般的なグランピング施設とは

グランピング施設で多く見られるのが大型のグランピングドーム。基本はドームテントと同じ、布地とフレーム構造で成り立っているのですが、快適性は一般的なキャンプのドームテントとは大違い。グランピングドームは巨大なパノラマウィンドウを持つものが多く、インテリアもゴージャスで、それでいてエアコンの効いた宿泊環境から大自然を楽しめるようになっているのです。

次に多いのが、アメリカ製のキャンピングトレーラーや貨物用コンテナを改装した施設。こちらもエアコンの効いた宿泊環境ではありますが、テントとは違うので布製ということはなく機密性の高い素材が用いられています。また無駄のないスクエアな形状が多く、また道を運行していた関係から道路幅というサイズ感がベースになっているようです。
宇宙船のようなデザイン

大型のグランピングドームとキャンピングトレーラーのいいとこ取りをしたようなフォルムなのが「ザ・グランスイート」です。グランピングドームのような巨大なパノラマウィンドウを持ち、それでいてキャンピングトレーラーのように機密性の高い素材でできていて、もちろんシャワールーム、トイレ、BBQスペースも完備しているのです。

カプセルハウスというスタイルらしいのですが、カプセルから想像できるようなコンパクトさではなく、とにかく巨大。まるで宇宙船のようなイメージを抱かせるデザインです。
海越しに山々を望む2棟

最新型の宿泊棟「ザ・グランスイート」が登場したのは、世界遺産となっている熊野古道のまち、三重県紀北町の「シーサイドグランピング孫太郎」です。日本国内ではあまり類を見ないカプセルハウスで、海越しに遠くの山々を眺められる特等席に、プライベートビューテラスとサンセットビューテラスの2棟が設置されました。

定員2名となっているプライベートビューテラスはサンルーフ付きなので、ベッドに寝ころびながら空を眺めることができる開放的な空間。もう一方のサンセットビューテラスは定員4名の大きな部屋とリビングルームも備えたラグジュアリー空間となっています。
地元食材を丸ごと楽しめるメニュー

三重・和歌山をつなぐ紀北・熊野エリアの厳選食材にこだわったグランピングメニュー。ここではグランピング施設によくあるBBQのほか、聞き慣れないWBQが楽しめます。WBQとは和ベキューという造語らしく、その意味は和風なバーベキューとのこと。

メニューの一例として、活黒アワビや地元の干物盛り合わせ(4種)、熊野牛やS産牛肩ロース、伊勢赤どりや骨付きウインナーのほか、あおさのお味噌汁や炊き立てご飯が提供されるようです。

シーサイドグランピング孫太郎
〒519-3204
三重県北牟婁郡紀北町東長島3043−4
プライベートビューテラス(定員2名)/27,000円~(税込 2名1室利用時/1名料金)
サンセットビューテラス(定員2〜4名)/27,000円~(税込 2名1室利用時/1名料金)
https://www.glamping-miekumano.com/
アウトドア、インテリア、フードと多岐にわたってスタイリングを手掛ける。撮影で使うプロップを集めるうちに、モノ好きが覚醒。ジャンルを問わず最新モノを手にとってみたい衝動が抑えられず、山のように積まれたモノに囲まれた暮らしをしている。