
日本人にはない発想! 輸入バイクだからこそ超目立つロイヤルエンフィールドの新型車「GOAN CLASSIC 350」
ロイヤルエンフィールドってどんなバイクブランド?
AJS、BSA,ノートン、ヴィンセントなどのブランドが存在したイギリスは、日本のようなバイク製造国でした。現存するのはトライアンフとマットモーターサイクルズくらい。1901年創業のロイヤルエンフィールドもかつては英国製でしたが、1955年よりバイク天国のインドで生産されています。インドといえば、世界中の旅人を魅了したリゾート地「ゴア」のある国。そのゴアでは世界中からロイヤルエンフィールド・ライダーが集まるイベント「Motoverse(モトバース)」が開催され、またインドのヒマラヤ山脈ではロイヤルエンフィールドで高地を走る「Himalayan Odyssey(ヒマラヤン・オデッセイ)」が開催されるなど、世界中のライダーを魅了しています。
伝統的なモデルにカスタムの息吹を吹き込む
今回発売となったロイヤルエンフィールドの新型車「GOAN CLASSIC 350」は、人気モデル「CLASSIC 350」がベース。「CLASSIC 350」には熟成を重ねた排気量349ccの空冷単気筒SOHCエンジン/Jシリーズエンジンを搭載。ゴアではSusegad(セスガド)と呼ばれる、人々の気楽でゆったりとした性格をライディングスタイルに置き換え、「CLASSIC 350」に注入。最高出力14.9kW(20.2PS)、最大トルク27Nmを発揮する信頼度の高いモーターのベース車両を、ボバーと呼ばれるスタイルにカスタマイズしたのです。
「ゴア生まれ」というモデル名の新型車
1970〜1980年代はヒッピーカルチャー真っ只中。その時代に世界中の旅人を魅了したのがインド東部の避暑地ゴアです。新型車のモデル名「GOAN=ゴアン」とは、「ゴア生まれ」という言葉が語源。ゴアでは万華鏡を覗いたときのように煌びやかで自由な自己表現を称賛し、その世界観を二輪車で表現したのが、新型車「GOAN CLASSIC 350」なのです。短くカットしたフェンダー、ミニエイプと呼ばれる少し高い位置に構えるハンドル、人間工学に基づいてデザインした低いフローティングシート、力強いリア周りのシルエット。シンプルでありながら見る人の意表を突くような、個性的なデザインに仕上げられ、カタチばかりが特徴ではなく長距離走行も最適となっています。
スピリットを受け継ぐ鮮やかなカラーバリエーション
ゴアの自由奔放な文化と価値観からインスピレーションを受けた「GOAN CLASSIC 350」のカラーリングは、「Shack Black(シャック・ブラック)」、「Rave Red(レイブ・レッド)」、「Purple Haze(パープル・ヘイズ)」、「Trip Teal(トリップ・ティール)」の4バリエーション。
「Shack Black」はマットとグロスのコントラストを巧みにミックスした大胆でダークなグラフィックが特徴。「Rave Red」はネオレトロな雰囲気を醸し出すメタリックレッドとブラックの2トーン。「Purple Haze」は印象的なパープルとブラックをミックス。「Trip Teal」は曼荼羅のグラフィックからインスピレーションを得て対照的な色合いを組み合わせています。
Shack Black (シャック・ブラック)
マットとグロスのコントラストを巧みにミックスした大胆でダークなグラフィックが特徴
¥749,100(税込)
Rave Red(レイブ・レッド)
ネオレトロな雰囲気を醸し出すメタリックレッドとブラックの2トーン
¥755,700(税込)
Purple Haze(パープル・ヘイズ)
印象的なパープルとブラックをミックス
¥749,100(税込)
Trip Teal(トリップ・ティール)
曼荼羅のグラフィックからインスピレーションを得た対照的な色合いの組み合わせ
¥755,700(税込)
ロイヤルエンフィールド「GOAN CLASSIC 350」
スペック
全長×全幅×全高 2,150×1,200×825mm
ホイールベース 1,400 mm
シート高 750mm
車両重量 197 kg
エンジン 空冷4ストローク単気筒SOHC
ボアストローク 75 mm x 85.8 mm
排気量 349cc
圧縮比 9.5:1
総排気量 349cc
最高出力 14.9kW(20.2PS)/6,100rpm
最大トルク 27Nm/4,000pm
クラッチ 湿式多板
トランスミッション 5速リターン式
燃料供給システム フューエルインジェクション
メーカー希望小売価格 ¥749,100(税込)〜
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
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