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「SLから勢いよく出るのは煙?蒸気?」シンプルな構造をイメージしがちだがその仕組みはかなり複雑!“蒸気機関車のいろは”をイチから解説

「SLから勢いよく出るのは煙?蒸気?」シンプルな構造をイメージしがちだがその仕組みはかなり複雑!“蒸気機関車のいろは”をイチから解説

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石炭をくべることでスピードアップ! そんなシンプルな構造をイメージしがちな蒸気機関車。ところが蒸気機関車が動く仕組みは、かなり複雑。そこでなるべく簡単に、その仕組みを解説する。

執筆者: MonoMaster編集部

SLいろはの「ろ」ロゴのようなあのナンバーは?

蒸気機関車はシリンダーのピストンの前後動を、主連棒を介して主動輪をまわし、主動輪につながった連結棒によりほかの動輪をまわします。この動輪が2つだとB、3つだとC、4つだとDという記号が与えられます。

続いて機関車の種類を表す2桁の数字は形式。10〜49までが機関車に石炭庫と水タンクを搭載しているタンク式機関車。50から99までが機関車とは別に、石炭庫と水タンクを炭水車として連結しているテンダー式機関車となります。その後に続くのが製造番号。ロゴではなく意味を持つ、形式称号なのです。

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MonoMaxの大人版として2018年9月に創刊した『MonoMaster(モノマスター)』。「“遊び心あるモノ・コト”が見つかる」をテーマに、こちらのWEBでは、時計やカバン、ファッション、車から、旅、グルメまで幅広いジャンルの情報をお届け。付録の紹介もしています!

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