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【マニアックな調味料知識】キャンプ飯にとことんこだわるなら……知っておきたい「スパイス&ハーブ学」

【マニアックな調味料知識】キャンプ飯にとことんこだわるなら……知っておきたい「スパイス&ハーブ学」

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アウトドア用の調味料といえば、調理がお手軽なミックススパイスが流行。でも、こだわり出したら個別のスパイス&ハーブを用意して、オリジナルの味を楽しみたくなる。その前に、スパイスやハーブっていったい何? スパイス&ハーブマスターの遠藤由美さんを講師に「スパイス&ハーブ学」を学び、知識を深めていこう!

執筆者: MonoMaster編集部

⑥ シナモン

◎原産地:ベトナム(一説) ◎利用部位:樹皮 ◎別名:肉桂、桂皮、にっき

甘くエキゾチックな香り。アップルパイやクッキーなどのお菓子の他、コーヒーや紅茶などドリンクによく合います。かぼちゃやさつまいもとの相性もGOOD! また、豚の角煮など肉料理にも幅広く利用できます。

⑦ ターメリック

◎原産地:熱帯アジア ◎利用部位:根茎 ◎別名:ウコン

カレーに欠かせない色づけのスパイス。やや土臭いような独特の香りがありますが、加熱すると気にならなくなり、料理に独特の深みを与えてくれます。黄色い色素は油によく溶けるので、油脂分と一緒に料理するとよいでしょう。

⑧ チリペッパー

◎原産地:熱帯アメリカ ◎利用部位:果実、葉 ◎別名:レッドペッパー、チリーペッパー

別名は唐辛子。ホットな辛みを持つスパイスで、カレー、炒め物、焼き物、漬物、煮込み料理、パスタ、スープなど世界中で利用されています。ホールのまま、パウダー、粗挽き、糸切りなどさまざまな形態で利用されるのも特徴です。

⑨ ナツメッグ

◎原産地:モルッカ諸島(バンダ諸島) ◎利用部位:種子の仁 ◎別名:にくず

胡椒、クローブ、シナモンとともに、世界4大スパイスに数えられるナツメッグ。やや甘くスパイシーで刺激的な強い香り。ハンバーグなどひき肉料理の臭み消しとして有名。乳製品とも相性がよく、クリームシチューやチーズフォンデュなどに少量加えるのもおすすめ。

⑩ ブラックペッパー

◎原産地:インド ◎利用部位:果実 ◎別名:黒胡椒(くろこしょう)

爽快な香りとピリリと刺激的な辛みが特徴です。肉料理、魚料理、野菜料理、スープなどあらゆる料理に使われます。ホール、あらびき、パウダーなどさまざまな形態が市販されています。また、下ごしらえ、調理中、仕上げ、食卓でと同じ料理に何度も登場します。

この記事を書いた人

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