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【取材レポート】JTの葉たばこ研究所に潜入!いつものおいしさの秘密が判明しました!

【取材レポート】JTの葉たばこ研究所に潜入!いつものおいしさの秘密が判明しました!

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前回の記事では、葉たばこの栽培からブレンドまでを詳しく解説しましたが、では、そんなたばこの原料となる「葉たばこ」は、どのように栽培管理されているのでしょうか?
それを調べるため、JTの「葉たばこ研究所」に行ってきました!

執筆者: MonoMaster編集部

乾燥方法・時間も葉たばこの種類によって異なる!

葉たばこの品種も前回の記事で詳しく解説しましたが、品種によって乾燥方法も異なってきます。

「黄色種」は主に機械乾燥が用いられます。時間も5~6日と比較的短い時間で行います。

反対に「バーレー種」や「オリエント種」は、1カ月くらいかけて自然乾燥を行います。

品種によって乾燥方法が変わる……これが、たばこがもっともおいしくいただける秘密の1つなんです。

ブレンドで“いつもの味”を担保する!

その後葉たばこは、ブレンド工程に進みます。葉たばこは農作物なので、同じ品種でも土、気温、生態系などの条件によって味、香りも異なってきますし、産地や生産方法の違いによっても異なってきます。
だけど、我々が口にするたばこは、ピースを吸えばピースの喫味がしますし、セブンスターを吸えばセブンスターの喫味がします。
これは、上記のような葉たばこの味・香りの変化を考慮し、使用する原料の種類や配合割合を適時細かく調整できる「マスターブレンダー」という存在がいるからなんです。マスターブレンダーのおかげで、われわれは“いつもの味”を楽しむことができちゃうんです。

普段我々が何気なく楽しんでいるたばこですが、このように生産背景を知ることで、より一服が贅沢な時間に感じられるようになりました。
多くの人の手により常に最高の味が求められている……今回の取材を通じて、たばこの奥深さを改めて感じることができました。

この記事を書いた人

MonoMaxの大人版として2018年9月に創刊した『MonoMaster(モノマスター)』。「“遊び心あるモノ・コト”が見つかる」をテーマに、こちらのWEBでは、時計やカバン、ファッション、車から、旅、グルメまで幅広いジャンルの情報をお届け。付録の紹介もしています!

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